株式会社シルバーホクソンでは、福祉用具のレンタル・販売を行なっています。会社の中核 を担う重要な事業です。 この福祉用具の注文を受けるための営業活動、注文を受けてからの配送・組立などの仕事を行うのが、「福祉用具営業」です。 株式会社シルバーホクソンに福祉用具営業として入社すると、どのような仕事をし、どのような研修を受けるのか、その概要を説明します。


福祉用営業の仕事


朝8時45分ごろに出社します。 前日に立てた自分の行動計画を確認し、1日が始まります。 お客様(利用者様)に福祉用具をお届けする場合は、前日までに自分の配送車に積み込んで おきます。

営業の役割は、「利用者様を紹介してもらう事」と「福祉用具を通じて、利用者様の生活の質を高める事」です。 そのため、各営業には自分の担当エリアがあり、そのエリア内のお客様に対して、提案したり、商品をお届けしたり、相談に乗ったりします。 具体的には以下のような内容です。

①ケアマネジャーの事務所に訪問し、利用者様の情報交換や福祉用具の紹介をします。

②すでに福祉用具をご使用いただいている利用者様のご自宅に訪問し、用具の点検や利用者様の状態・住環境の変化などをチェックします。(これをモニタリングと言います)

③利用者様やケアマネジャーから相談を受け、福祉用具の選定を行います。

④サービス担当者会議(※)に参加して、利用者様のニーズやハードルに合わせて、より良いプランを考えます。 (※ 要介護認定を受けた利用者様が、ご自宅でどのような支援を受けるかを、ケアマネジャーを中心とした介護従事者が集まり、利用者様やそのご家族と一緒に検討する会議のことです)

⑤福祉用具をお届けし、安心して暮らせる環境を整えます。

⑥ご相談内容によっては、手すりを工事で取り付けた方が良い場合もあります。その場合 は協力会社と連携して対応しています。


上記のような案件を1日あたり10〜15件ほどこなします。 帰社後は、事務作業と明日の準備を行います。


明日の行動計画は、先輩社員と相談しながら決めていきます。 18時30分頃退社します。

福祉用具営業の研修


福祉用具の営業を行うためには、「福祉用具専門相談員」の資格が必要であり、指定された講習を受講することでその資格を取得することができます。 とはいえ、この資格取得だけでは、利用者様の多様なニーズに合わせて多岐にわたる福祉用具の選定を行うスキルは身につきません。

株式会社シルバーホクソンでは、入社時点から、段階的にそのスキルを身につけられるようさまざまな研修体制を用意しています。

具体的には以下のような内容です。

①新入社員研修(入社後3日間)
会社のことや介護保険制度や福祉用具、お客様と接する上での心構えについて研修を行います。 施設見学なども行い、福祉用具に触れて学んだりもします。

②新人研修前半(入社後3ヶ月間)
より詳細な社内のルール、介護保険の仕組み、福祉用具について集合研修で学びます。 しっかり理解するために毎日の自己学習を行います。 週に1回の商品知識テストを行い、理解の状況に合わせて学習範囲を広げていきます。 期間中に、福祉用具専門相談員の資格を取得します。 ある程度の知識を習得できたら、社内で福祉用具の組立て方を練習するとともに、お客様への応対方法についてロールプレイを通じて学びます。先輩社員に同行し、実際の福 祉用具の現場の経験し、契約方法などについて学びます。

③新人研修後半(入社後3ヶ月間〜6ヶ月間)
新人研修前半で学んだことに加え、営業方法について、より具体的かつ実践的な知識を学びます。 学ぶ方法は、集合研修と自己学習の2つです。 営業方法は、地域包括支援センターや居宅支援事業所といった仕事を依頼してくれるお客様のところへ先輩社員に同行して学びます。市役所などの行政機関にも同行訪問し、申請手続きについて学びます。

④営業デビュー(入社後6ヶ月〜)
少しずつ仕事を覚えながら、独り立ちに向けて準備を行っていきます。 サポート担当地区を持ち先輩方の配達を手伝いながら、研修で得た知識をスキルに変えていきます。 (教育担当が配置されていますので、なんでも相談できます。) 学習と経験を積みながら、自分の力で一通りの仕事をこなせるようになったら、いよいよ営業デビューです。 先輩が開拓したエリアを引き継ぐ形で、担当地区を持ちます。地区担当として、利用 様の困り事をケアマネジャーと共に解決していきます。多くの人から「安心して任せ もらえる福祉用具専門相談員」になれるように頑張りましょう!

⑤スキルアップ研修
入社から継続的にスキルを身に付けられるように「スキルアップ研修」を社内プログラムとして設けています。私たちは、利用者様やケアマネジャーから福祉用具に関する相談を受ける「福祉用具専門相談員」です。専門相談員としてスキルアップする事は関わる利用様やご家族の幸せにつながります。商品や介護について。より深い知識やスキルを身に付け「福祉用具のプロ」として現場で活躍できるような構成になっています。