「快適介護のお手伝い」という名称は、株式会社シルバーホクソンが、福祉用具のご提供を始めた時から、お客様にご覧いただく商品カタログのタイトル名として使用してきました。
「快適介護」という言葉を使用している背景には、福祉用具を利用するご高齢者、そのご家族が、介護のある生活を無理なく快適に営めるようにという思いがあります。
多くの人にとって、介護といえば、ご家族や介護スタッフが、ご高齢者に寄り添って、食事や入浴、排泄の介助をするシーンを思い浮かべるかもしれません。
生活の要所要所では、このように人が直接支援をする介護が欠かせません。しかし、ご高齢者の24時間365日を、常に別の誰かが見守り、支援することは簡単ではありません。むしろ、ご高齢者の日常の多くは、ご高齢者のみで過ごすものなのです。
福祉用具は、そんなご高齢者のみで過ごす時間を、介護を必要とする以前の日常に近づけるための道具と言えます。
・自分で寝床からの起き上がりができる
・トイレに歩いていき、自分で排泄ができる
・自分で靴を履いて外出ができる
など、道具を有効に活用することで、日常生活の中で、自分でできる部分を残すことができるのです。
私たちは、自分の生活を、自分の意思で、自分の力で営めることは、快適な人生を歩むことにつながると考えています。
また、介護するご家族にとっても、道具を有効に活用することで、安心かつ無理のない介護につなげることができます。
・手すりを使ってベッドから車椅子への移乗を支援する
・ベッドの背もたれを上げて食事の介助をする
・滑らない安定感のあるシャワー椅子を使って入浴の介助をする
など、福祉用具を活用することは、介護者の疲労を和らげ、長く快適な介護生活を続けることにつながると考えています。
このようにご高齢者やご家族が、快適な介護生活を送るためには、その時の状況に適した福祉用具をご活用いただくことが重要です。
株式会社シルバーホクソンは、一人ひとりに適した福祉用具をご利用いただけるよう、そして、どの福祉用具を選択すればいいか、わかりやすくご理解いただけるようカタログ作りと品揃えを行なっています。
多くのご高齢者にとって、介護生活の始まりは、入院から始まります。
風邪をこじらせて肺炎になってしまった、おうちで転倒して足の骨を骨折してしまったなどがきっかけとなり入院されることとなり、その間に身体の機能が低下してしまうためです。
そのような場合、入院期間中から、退院後の自宅での介護を視野に入れた生活を考えていかなければなりません。
株式会社シルバーホクソンでは、退院するご高齢者が、ご自宅での生活にスムーズに移行できるよう、病院関係者や他事業者のご協力のもと、福祉用具をご提供しています。
「退院準備のお手伝い」という退院時専用のカタログをご用意し、必要とされる商品を退院時に絞りこんだ形でご提案しています。
※福祉用具の内容は事業案内「福祉用具・住宅改修」をご覧ください。